もしジョナサンが女性になったら
(ロマンス皆無 走り書き)
やっぱりそのままの性別が好きなので性別転換にもご縁が余り無いのですが
逆に自分が描くならどんな話にするかな?と思いざーっと浮かんだまま走り書きしてみました。
途中で飽きてしまったのでここにペタリ。
ロマンス皆無ですが、一応女体化なので平気な方だけどうぞ。
空間が開いてる部分は話が繋がっていない埋めなくてはいけない部分です。
すみません。
後から消すかも知れません。
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「義父さん、ジョジョが今朝から高熱で寝込んだと聞きましたが?」
「ああ、ディオ…
朝学校に行く前に急に倒れて…
原因不明の高熱だそうだ…医者にも匙を投げられてしまった」
「原因不明とは…
義父さん…心配しないで下さい、ジョジョはきっと大丈夫です」
「ああ…、ああ、そうだな」
ジョジョのマヌケめ。
もしこのままジョジョが死んだら、名実共にジョースター家の跡継ぎはこのディオだ。
もう三日か。
死ぬのか?持ち直すのか?
さっさとどっちかにしろ、ジョジョ!
ただ待たされるのはイライラする。
ジョジョの寝室……今は誰も傍に付いていないのか?
凄い汗だ。
三日寝たきりで少し痩せたか?
顔の印象が違う。
「……ん」
「ジョジョ?…目が覚めたのか」
チッ、…運のいいやつ
「…ディオ?」
声が上ずっているな。
「今義父さん達を呼んでこよう、君は知らないだろうが
ずっと高熱を出して眠っていたんだ」
忌々しい。
「義父さん!ジョジョが目を…!」
「おお…!」
あのまま死んでいれば何の苦労も労せずに俺の元に遺産が転がり込んできたはずなのに。
「今すぐ医者を手配しろ!
…ジョジョ…!」
バタバタと執事を伴い義父が走る。
ああ、忌々しい。
「……
これは…ジョジョ?」
「…父さん…?」
「人払いをしろ、この事は他言無用だ
決して外に漏らさぬように…!」
「は、はいっ!畏まりました旦那様…!」
なんだ?
なにかあったのか?
馬鹿な話だ。
ジョジョが女に?
一体何の冗談だ。
「ディオ…ぼくは一体…」
「さあ…何か悪い病なんだろうか?
こんな症状は聞いたことがない」
ジョジョはショゲているが俺の行動はシンプルだ。
あくまでジョースター家の遺産を俺のものとするのが俺の目的。
実子が女になったと言うのは笑い話だがこうなれば
養子の俺にお鉢が回ってくる可能性もある。
そうでなかったとしても…。
「大丈夫さ、ジョジョ
きっと義父さんが良い医者を探して下さるよ」
「…うん」
女ならば話は簡単だ。
夫婦になってしまえばいい。
あんなものはただの紙切れだ。
恋も愛も必要はない。
たとえジョジョにその気が無かったとしても
孕ませてしまえばいいのだ。
既成事実としてこれ以上は無い。
ジョジョが嫌がったとしても男と女ならば間違いが
起ることもあると丸く収められるだろう。
俺はただ愛してしまったと、欲望を抑えられなかったと
誠心誠意の演技をするだけでいい。
ジョジョに悪い虫を付くのを防いで
縁談がまとまる前に事を済ませればそれでいい。
ああ、楽な作業だ。
今までの俺の苦労の数年を思えば……
「ディオ?」
「……」
胸がムカムカする。
「どうかしたのかい?
顔色が悪いよ」
気持ちが悪い。
「…!
まさかぼくの病が君にもうつったんじゃ…」
額に触れてくる柔らかな手のひら。
女性らしい丸みを帯びた体のライン。
一回り小さくなった華奢な体。
気持ちが悪い。
ジョジョの面影を残したした女。
「なぜ女なんだ!
同等になんか見ていない、見下していたさ当然だ
貴族に生まれただけの何も苦労を知らないお坊ちゃまだ、
俺が歯牙にかけるべきような奴じゃあない
だが…ッ」
だが、何年も俺はお前のために俺の時間を費やした。
そうしなければ目当てのものが手に入らなかったからだ。
見下してはいたが対等だった…!
それが…
「ディオ…」
俺が費やしてきたものはなんだったんだ。
俺の時間はお前を貶める事に全て費やしていたのに…
「なぜ今さら女なんだ…」
「ぼくは…はじめて君の本音に触れる事が出来た気がする」
ここから適当にまとまれ。
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ディオにとっても全力の青春だった訳で、急にヌルげーになっても喜べないかなと。
ジョナサンの女体化よりも本音を漏らすディオが一番のドリームポイントかな?
やっぱり一部ディオ好きです。完璧じゃないのが凄く魅力的。
ジョナサンは好きだけどどう描いていいかわかりません。
ディオは勝手に動いてくれるけどジョナサンは動いてもらってる感じ。難しい。